蘭の寺 西来院

大本山 建仁寺 塔頭

西来院

お知らせNews

3月23日より蘭渓道隆750年遠忌記念行事として特別拝観を行います。皆様のご来院をこころよりお待ちしております。

特別行事
Event

蘭渓道隆750年遠忌記念 特別拝観

この度、2028年に750年遠忌を迎える西来院開山蘭渓道隆禅師の遠忌事業といたしまして、本堂改修工事、本堂前枯山水庭園の作庭、玄関前庭園の作庭、水盤を配した中庭の作庭、二曲一双の屏風絵、本堂天井画が完成致しました。
この度、庭園には1000株を超える蘭の花が植えられた、『蘭の寺 西来院』を特別公開致します。

期間:
令和6年3月23日~12月31日
時間:
午前10時~午後5時閉門
(法務により時間等変更あり)
拝観料:
一般500円 中高生300円 小学生以下無料
「九華青蓮」(きゅうかしょうれん)
玄関前庭園につきましては、全面改修した新庭園の名称を「九華青蓮」としまして生まれ変わりました。
「峨眉乗雲」(がびじょうううん)
本堂前庭枯山水庭園「峨眉乗雲」は、蘭渓道隆禅師が修行された、中国峨眉山の巨石を配し、中根庭園研究所、中根行宏氏、直紀氏により作庭されました。
天井画「白龍図」
本堂天井全面に描かれております、「白龍図」は中国のビジュアルアーティスト陳漫(Chen Man,チェン マン)氏により制作され、奉納されました。

西来院について
About

建仁寺境内の北東に塔頭・西来院(せいらい-いん/さいらい-いん)はございます。建仁寺11世の「蘭溪道隆(らんけい-どうりゅう)の寺」として知られました。
本尊は地蔵菩薩。

歴  史
History

1394-1427
応永年間に蘭渓道隆により創建された。その住持寺となる。また、同年間中、道隆4世法孫・大宗□盛が清本流を再建し西来院と号を改めたという。以後、輪番寺院になる。
1454
畠山持国が一時寓居する。
1467-1555
応仁-天文年間に類焼する。
1596-1615
慶長年間に再建される。(『坊目誌』)
1677
現在の本堂が再建される。
1683年頃
曹洞宗の面山瑞方(めんざん-ずいほう)が一時寓居する。江戸時代末期以降、専任住職を置く。
1872
普光院が合併される。

文化財
Cultural property

蘭溪道隆坐像
銘により江戸時代前期、1676年に仏師・康乗(こうじょう)作による。像内の底部に蘭溪道隆の木製頭部(30cm)が納められていた。この頭部は道隆の存命中か、没後すぐに作られたとみられている。眼窩が開き、かつて水晶の眼が嵌め込まれていたとみられている。

アクセス
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FAX:0752771118

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